まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

自由な発想を求めるならば、基本を一通り教える必要がある

「テクニックを教えてしまうとそれしか使わない」という意見を私は否定しない。だって私も「教えてしまったらそればかりで応用力が育たない」「まず何も教えないで何が出てくるかを見たい」「自由な発想に期待」と思ったことがあるから。でも今は「基本的なテクニックは一通り教えないと応用も難しい」という想いの方が強い。

このエントリを読んで思った話だが、私も作文は何を書いて良いか分からなかったし、何を書いたのかも思い出せない。リンク先のインタビューという形式はほんとに良いなぁ私もそういう手法を教われたらもう少し楽に課題を片付けられたのかもしれない。一方で私は、「7~8割はあらすじで残りに感想を書けばいいんだよ」なんて誰か(おそらく親)に言われたような記憶がおぼろげに残っている。今思えば、あらすじ書いて文字を稼ぐのは良いとして、結局残り2~3割の感想をどう書くのかまた迷うのではないだろうか。どう乗り切ったのか不思議でならない。


さて。これは性格的な問題なのだが、私は何か求められた時は素直にそのまま返すのではなくて何か一つ工夫して、相手が驚くような工夫をしないと気が済まない。おかげで、求められた正解をそのまま返しただけだと負けた気がしてならない。しかし、時には何が求められているのかも分からないときがある。そんな時に、一つでも回答例があれば工夫できるというものだが、全く方向性も分からないと、完全に手詰まってしまうのだ。工夫をしようと常に考えていても、通常がイメージできなければ発展はない。そういった経験から、応用を求めるならば最低限のベーシックな手法は一通り教えるべきであると、思うようになった。


良い作文で、良い人生を。
ちなみに、小5のときに市の作文コンクールに入賞して賞状をもらったことがある。なにせその賞状、私が社会人になっても実家に飾ってあったのだから(もしかしたら現在進行形で)。人生賞状をもらえる機会はなかなかないものだから、私も気軽に賞状をあげて部屋に飾ってもらえたら良いなと思った。


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安藤英明
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