やっとやっとやっと見てこれたよー最高だったよー
※ネタバレ感想です
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— まなめ (@maname) 2019年12月28日
長らく推し続けてきたこの作品も本当に本当にこれで最後かと思うと感慨深いもので。
感想を3行で書くとするとこんな感じ。
・選ばれなかったサブヒロインの物語
・プロとファンとの距離
・エンドロール後が最高!
イチャラブ最高だし、ラブストーリーは突然に歌いだすのホント最高だったのですが、時折考えさせられたました。
ギャルゲーですからね、主人公は選ぶ側で、各ヒロインは選ばれる側なんですよ。メインヒロインとサブヒロインの大きな差って、サブはサブだけに選ばれないんです。そんな選ばれなかったサブヒロイン達の決断なんてもう号泣せざるを得ないわけで。自分たちの成功のための選択がメインヒロインルート確定フラグだと分かっていても、それしか選択肢がない状況。そんな全く救われない状況なんだけれど、語られることのないこの話が書かれたということが最大限の救済。
最大の救済なんだけれど、完全に突き放していく。柏木エリと霞詩子、彼女たちは結局はTAKIに認められるためにより高みへ努力し続けるしかなく、一方で高みに行けば行くほどプロとファンとして倫也との距離は開いていってしまう。だからこそ、「10年前、私のこと好きだったー?」は二人肩を並べて好きを語り合えた時代のことで、とっても重いセリフになってしまうんです。繋がるにはその選択肢しかなかった二人にとって、それは距離を引き離すもので、逆に挫折さえしていればifがあったかもしれないが、それで繋がれたのか、幸せだったのかは、全く分からない未来ですが。
さて、他の人の感想を見てまわりますか。
良い映画で、良い人生を。
冴えない者同士の、キュンキュンに冴えたラブコメだったんだと思います。