まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

人気ミステリー小説を読もう

土日ずっと頭の中を仕事が占めていて何も考えられず、本も読めていない週末でした。読書と言えば、ネタバレがあっても大丈夫かダメかといった話題が先週盛り上がっていましたね。私は個人ニュースサイトをやっていたこともあって日々の巡回でネタバレはこれでもかというほど踏んでしまいましたが、その中でも一番記憶に残っていることは「Lが死んだ」でしたね。確かジャンプって発売前の週の水曜あたりにネタバレ上がるんですよ。小さなネタバレは踏んでいるのですが、こういった大きなネタバレは自分で巡回している人でなくても目に入ってしまうほどに広まってしまうんですよね。おかげで当時もだいぶ議論を見ました。私としてはネタバレは見てもああ見てしまったか程度なのですが、だからネタバレ全然OKってスタンスでもありません。確かに、ネタバレよりも過程を見せたい作品が最初に犯人を言ってしまうことだってあるじゃないですか。そういうのは犯人を知っていることで楽しめるように工夫されている。でも、一般的には作者が最初に答えを言っていないのだから、過程だけでなく犯人探しもまた楽しんで欲しいということでしょう。受け手よりも発信者がどう読んで欲しいかが大切だと思えば、発信者が発信した情報だけで十分で、結局は周りは何も言わない方が良いというわけです。それに、何も知らなければ「結果を知らずに読む楽しさ」と「結果を知っていて読む楽しさ」で2回楽しめるじゃないですか。それでもとても良くてみんなにも薦めたいときはどうしたら良いのか悩んだところ、「良かった」というだけが一番なんだなって思いました。

ネタバレ…といえばトリックのあるミステリー小説を最初に思い浮かべるのではないでしょうか。そんなミステリー小説のうち年間で面白かったものを紹介しているのがあるんですよ。この4誌なのですが。せっかくなのでこの4誌で組まれていたランキングを使って読む本を決めてみましょうか。

このミステリーがすごい! 2018年版ミステリマガジン 2018年 01 月号 [雑誌]2018本格ミステリ・ベスト10週刊文春 2017年 12/14 号 [雑誌]

選抜者や受賞者のコメントや雑誌ごとの順位は買って確認していただきたい。そして、各紙の上位10位までを1位10点2位9点…として統計取ったところ、以下の4冊品が20点以上でした!

第1位 今村昌弘「屍人荘の殺人」30点

屍人荘の殺人
屍人荘の殺人
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今村 昌弘
東京創元社
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第2位 有栖川有栖「狩人の悪夢」28点

狩人の悪夢
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有栖川 有栖
KADOKAWA (2017-01-28)
売り上げランキング: 9,694

第3位 月村了衛「機龍警察 狼眼殺手」 25点

第4位 伊坂幸太郎「ホワイトラビット」 22点

ホワイトラビット
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伊坂 幸太郎
新潮社
売り上げランキング: 478


良い読書で、良い人生を。
まずは落ち着いて読書できる時間の確保からはじめたいです。

今月読んだ本(2017年11月)

良い本に出合う時って、集中力があるときなんですよね。今月はなかなか集中力があがらず、本の良さに気づけてなかったのではと不安に。









良い読書で、良い人生を。
11月の一番のお気に入りは生涯投資家。投資家だけでなく世間を賑わせた村上ファンド村上世彰氏の著書。彼の強い信念が伝わってくる一冊。彼はこれしかできないと言っているけれど、日本企業を投資家が変えていくこともできるって姿を実現して見せてきたことは凄い。それがモノを言う投資家として違った意味で広まってしまったことに本人は残念で仕方ないだろう。経営者は成長するチャンスを、変えられてしまう怖さに思うのも分かるが、どうあるべきかコミュニケーションを取り、企業を良くしていって欲しいと思います。たたき上げ社長は経営のプロでないですからねぇ。


11月、本当の一番は・・・

南條愛乃フォトブック Summary of Jolmedia

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会社カバンをリュックタイプに変えた

今週のお題「今年買ってよかったもの」

会社鞄って何を入れてます?
私、クリアファイル・おにぎり・本一冊・モバイルバッテリーが入れば十分なんです。
たったこれだけなのにやたら鞄が重く感じたんですね。
で、肩掛けカバンだったので、定期的に右肩から左肩にかけ直したりしていて。
あー、これが腰痛や肩こりの原因なんだろうなーって思ったんですよ。
体のことを考えると、足を組むのも良くないといわれる時代じゃないですか。
体のバランスを考えたら、肩掛けカバンよりリュックタイプにした方が良いって思ってたんですよ。

いろいろググって、いくつか絞った中の候補の一つ、吉田カバン
これまでも吉田カバンを使っていて気に入っていたので、リュックも同じものが良いなと思って。
で、東急ハンズに行って実物を手に取ってみたのですが、思っていた以上に奥行きがあった。
ほとんどのリュックって、たくさん入ることが良いかのように紹介されているのですが、私は必要最低限のものさえ入ればあとはできるだけ、薄くてコンパクトなものが欲しかったのですよ。

store.shopping.yahoo.co.jp

悩んだ挙句、買ったのはコレ。
一番最初に候補に挙げたものを、最終的に選んだことになったのですが。
まあだいぶ前から狙っていたところちょうどソフトバンク日本シリーズ優勝したところで40%近く還元されることもあり即ポチしちゃいました。

今、使ってみて1か月。
基本的には満足しています。唯一の文句は持ち手の部分が丈夫で、電車で膝の上にリュックを置くと顔の前に来るし、寝せると足の長さが足りない。
おかげで本を読むペースが一気に落ちたりしたのですが、今はもう床に置いちゃう感じ対応しております。
重いと思うようなことがなくなり、体にも良く、とても良い変更だったと思います。


良い買い物で、良い人生を。
次は、冬に常用しているトレッキングシューズのかかとが壊れ気味なので、暖かくて安い靴があったら買い換えたいです。

niconico(く)発表も大炎上関連ニュースまとめ

モチベーション理論の一つに、ハーズバーグの2要因理論というものがある。
要は、不満足に関わる要因を「衛生要因」、満足に関わる要因を「動機づけ要因」と呼び、衛生要因を働きかけて職場の不満を取り除いても真の動機づけにはならず、動機づけ要因への働きかけが重要であるということなのですが、今回は全く逆の現象なのでしょうか。

新機能の発表によりどんなに動機づけ要因へ働きかけをしても、衛生要因が満たされていなくては不満はつのるばかり。私はさほど動画サービスを活用していないので、重くてもリアルタイムでなくても「いつか見れれば良い」といった程度なのですが、ツイッター等で見かける反応では、「重い」「追い出される」といったものが多かったです。きっと今までと変わっていなくても他の動画配信サイトが向上されていくにつれ、コメントが流れるといったとても強い動機づけ要因がかすむほどに不満が大きくなってしまったのか、あるいはコメントが流れることが一般化してきて動機づけ要因として弱くなってしまったことで、比較的に衛生要因が浮かび上がってきたのかもしれません。

これからニュースを追いかけていきますが、タイトルだけ見た感じでの感想はこんな感じです。


11/28

11/29

11/30

12/1

12/2

12/3

12/4

12/5

12/6

随時更新




東大駒場祭で謎解きしてきた

今日から3日間東大駒場キャンパスで開催されている東大駒場祭に行ってきました。

www.komabasai.net

校門くぐるなりコスプレした人が30人くらいでダンスしており、オタクにもやさしい世界になったなぁと思いつつ、ステージイベントの一覧見ているとラブライブ!アイマステニミュ、LiSA、娘。と好みのイベント盛りだくさんだし、あちこちにステージがあって賑やかなイベントだなって思いました。だってほら、屋台歩いてたら合間で歌ってる人がいてGod knows...歌い始めてふおおとか思ってたら横に撮影やってる人が来て、覗いたら山田涼介と伊野尾慧がいたくらいだからね。意味ワカラン。

謎解きとか今日回ったところを紹介。まだまだ2日間あるのでネタバレしない程度に紹介します。

ナゾトキ マジシャンズ アカデミア


時間内に2~3人一組で謎部屋にあるクイズを解いてポイントを競うというもの。パズルの色が強く、私にはこのくらいがちょうど良いかな。点数低すぎてリベンジしたい :-p
1組待ちでさらっと入れたけれど、出たら10組くらいの待ちができてたので早めに行くのが良いかも?

ヒエラルキアトライアル


リアル謎解きゲームタイプ。ツイートの通りクリアならず。4人チームのを3人でやって頭数欲しかったのと、あと10分あれば…って感じでしたが、そのくらいの難易度がちょうど良いのだと思います。いやー、自分が役に立たな過ぎたm(_ _)m
たまたま始まる直前で枠も空いてたので参加してみましたが、予約するのが一番かと。謎脳に自信ある方はぜひ。

謎解きラリー

周遊型の謎解きキッドもあったのですが、上記2つでお疲れだったのでパス。
なお、上二つはカンパイベントでしたがこちらは事前販売の定額キッドでしたね。

プラネタリウム


朝一で行ったら故障でやってなかったので、謎解き後に参戦。機械をどう作ったのか気になった。

東大LEGO


こいつ動くぞw iPadで遠隔操作している感じでしたが、こういうのも操作できるよう組むの凄いなって思いました。倒れそうになったり、手で倒したりしてますがw
iPhoneX買って一週間たちますが(あ、エントリ書いてない)LEGOの写真撮る際に初めて落としましたw2回もww 無事で良かった。

喫茶船・宇宙


さいごにカフェで一休み。

当初の目的であった「医学書ボードゲーム」が土日のみで今日やってなかったのが残念でしたが、丸一日楽しめました!


良いイベントで、良い学祭を。
土日行く方もぜひ楽しんできてください。

ミス東大コンテスト2016ファイナリスト メモリアル・フォトブック
堀菜保子 篠原梨菜 皆本萌 南雲穂波 小田恵
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コードレビューはコードの責任をレビュアに転嫁する作業

言いたいことはタイトルの通りです。

c5meru.hatenablog.jp

コードレビューをつらいと思う人がいるなんて自分には考えもしてなかったので、この記事には驚かされました。指摘を人格否定と思いがちな人がいるのか、人格否定かのような指摘をする人がいるのか、その両方かは分かりませんが、つらいですね。

プログラマである自分にとって、結果という変わらないものではなく、創意工夫を見せることができるコードを見てもらえる場所って一番の見せ場じゃないですか。プロのスポーツ選手だって成績という数字も大事だけれど、いかに試合でファンを魅了できるかも大事だと思うんですよ。だったら、プロのグラマーである我々も品質とか効率とかの数字だけでなく、レビューという最高のステージでレビュアを魅了させてこそだと思うんです。特に、難しいプログラムを任されるようになってからは、いかに難しい仕様を分かりやすくコードに落とし込むことができるかに最大限に頭を使ったものです。

動けば良いだけの個人プログラマと、顧客の要求仕様に対してバグのないプログラムを提供する職業プログラマの一番の違いって、コードレビューがあるかないかだと思うんですよ。そのコードレビューについて思っていることを書いてみようと思いました。

コードレビューはコードの責任をレビュアに転嫁する作業

レビュー後にバグが見つかったらそれはもうレビュアの責任だ。納品後のバグはPMの責任。だから、もしレビュー後の試験でバグを見つけることができたら「ありがとう」と凄く感謝されてきたし、レビュアになった自分も「見つけてくれてありがとう」って何度も言ってきた。「上流工程のバグは、下流工程で増幅する」なんて言うように、できるだけ早く見つけた方が最終的に仕事量が減るものである。後工程になればなるほど、手戻りが増え、お客様への報告に時間がとられ、再発防止で今後の作業が増える。そうならないよう受け止めるのがレビュアだ。プログラマは作るもの、レビュアは保証するもの。個人的には、お互いに90点を取ることで二人でクロスで見ることで99点((1-(1-0.9)^2)*100)を取れるのが共同作業だと思っているけれど、責任はレビュアに移行するものだと思う。

コードはコンパイラが解読するものではなく、人が読むもの

バグのないコードを書くためのたった一つの秘訣は可読性の高いコードを書くこと。これは以前も書いたけれど、可読性というのはコンピュータに読ませるためではなく人に読ませるための可読性。人に読んでもらうことを念頭に書くだけで、全然違うものになると思う。バグを出さないためにはどうするかを考えたら、自分でバグを作らないことではなく自分とレビュアでバグを取ることを考えるし、今後維持管理していることを考えたら第三者でも分かるコードでないといけないと思う。そうなると可読性が第一だ。可読性が高くなればバグがあったらすぐに気づくものだし、気づかないってことは可読性が低いってことだと思う。つまり、コードレビューをやるということは人に読まれることを前提に書くものとなる。バグを見つけるのが人間なのだから、人間が読むコードを書かなくてはいけない。自分が書いたコードが自分によって読みやすいものであることは当然なのだから、自分以外の誰が読んでも分かりやすいコードを書くように意識が変わってくるだろう。

まとめ

プログラマってどんな時に成長するのでしょう。勉強会や研修、技術系のブログなどあるが、基本的には能動的にスキルアップの意識がないとなかなかできないことであり、(こんなエントリにたどり着いてしまった人は別として)多くの人がプライベートな時間を潰してまではやっていないと思っている。そのため、自ら動かないメンバーのスキルアップのためには開発サイクルの中に成長する工程が必要となり、コードレビューがそれにあたると思っている。どう考えてそう作ったかを伝え、それについてどう思うかを聞くことができ、レビュアからは自分ならどうするかを教えてもらえ、それに対する自分の考えを伝える。いわゆる感想戦のようなものだろう。それを成立させるには、その意識を事前に共有しておかねばならないと思うが、それさえできていればコードレビュー以上に成長できる場はないのではないでしょうか。

良いコードレビューで、良い人生を。
バグのないプログラムを大量生産していく開発サイクルの中に、成長の場があるのです。


ソフトウェア・レビュー技術―基礎から実践までのノウハウ
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ソフトリサーチセンター
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ちはやふるを読んだ。36冊を一気に読んだ。

とても面白かった。

ちはやふる(36) (BE・LOVEコミックス)
講談社 (2017-11-13)
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今まで読んだことがなかったんですよ。
ドラマとかになってて名前は聞いていたけれど、かるたの話だってことくらいしか事前知識がなく。嫁があふれる本棚から処分候補に挙げていたので、あるうちに読んでみたいと思って手に取ってみました。いやー、1巻から36巻までを途中カレー作って食べた以外は12時間ぶっ続けで読みました。マイナースポーツジャンルの良さが凄く出てて良いですね。あと1巻出だしが最終話のスタートから始まっているのも構成としては好きなやつです。最初からどこまでストーリー考えていたのでしょうか。

2回ほど涙したのですが、1つは、ヒョロがメンバーを集めて後輩を育てていくことでチームを作ったところ。もう1つは、ずっと一番強い相手と戦い負け続けてきたヒョロが、最後の最後でエースに勝って優勝を決めるところ。ヒョロにずっと泣かされているw ダイの大冒険のポップを思わせるタイプなのかなって思ったりしました。

読み終えたところで「千早はどっちとくっつくと思う?」と聞かれ、私は答えられませんでした。だってほら、由宇がいるし。菫がいるし。三人が一緒でチームであって、どちらかなんて選択できないし。読者のためには決着をつけるのでしょうが、作者の人は大変ですね。この2人以外なんて選択も許されそうにないですし。続きが、そして最後がとても気になります!

良いマンガで、良い人生を。
マンガをじっくり読める時間があるなんて、とても幸せなことです。