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まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

最近読んだ数学に関する本5冊

山積みの仕事の前で2017年も読書以外何もできていない状況ですが、たまたま数学に関連する本を連続で読んだので整理しておきます。

学生時代に読んでおきたかった2冊

前者は高3の夏に、後者はセンター試験と二次試験の間の暇してた頃に出会いたかった本ですね。一応、数学科卒の人間ですので、数学だけは得意だったので今もこうやって本を読んだりするのですが、難問に立ち向かうなら今ではなく現役の頃ですよ。
大学3年4年のとき、大学入試問題の解答を作るバイトをしており、3年の時には東大生に外注していたのをまとめていて精度悪いな~と思ったこともあって、4年のときは就職活動の傍らで一人で全大学の入試問題を解いてました。だいたい1大学1200円だったかな。私には非常に割のいいバイトでしたが、東大と京大だけは問題が全然違う。他の大学の問題のように、単に解くだけのものはなく、多少力業で進めばゴールが見えてきたりもしない。そういう問題との向き合い方にはコツがあるんだなぁって学びました。いやー、学生時代に学びたかったですけどw

東大が求めている人材とは

東大が求めている4つを「分解力」「想定力」「論証力」「批判力」と定義して、問題からどのように立ち向かっていくかを説明している本。これが説明も良くて、ビジネスの日常にも当てはまる考え方も多く、中学生から大人まで、万人に進められる本だと思いました。おすすめ!


数学は何の役に立つのか

「数学って何の役に立つの?」なんて問いをネットで見つけたときは衝撃が走ったことを覚えている。勉強はやるものだったし、そこに疑問を持つことのない人生でした。今、仕事の現場で疑問を持つことの大切さを常に意識していても、いざ聞いて自分なりに疑問に思ったことを聞いて理解して他の人に伝えると、自分とは違った疑問が投げかけられて、本質にたどり着くための疑問を抱く力が自分にはつくづく無いなぁなんて思うのですが。せめて自分の大好きな数学だけは、どういったところで役に立っていて、いざ聞かれたときに自分の答えが出せるようにしておきたいなんて思って、他の人がどう思っているのかを知りたくて読んでみたのですが。

前者は「渋滞」を数学でシミュレートしている。渋滞は交通渋滞だけでなく、日常にあるさまざまな渋滞に当てはまるので良い例だと思いました。後者は本当に数多くの実例が紹介されているので、実際にどんな例かをたくさん知りたい人にはおすすめ。Amazonで紹介されている実例(目次)だけでも読むと、え?それが数学なの?って思うはず。私自身は読んでいて実に数学的だなぁなんて思ったけれど、それと同時にこれは数学ができる人の考え方なのではと不安に思ったりもした。数学ができない人も同じように「これは数学だ」って思えるのか気になるところだ。

ちなみに、自分の一番の数学の能力は何かって聞かれたらずっと「相似」って答えているのですが、昨年何かで「二つの物事を同じものとして捉える能力」という表現をされていたのを見て、同じようなことを考えている人がいるものだなって思いました。それは単に性格が雑だから違いを感じ取れないだけかもしれないけれど、同じって思うと同じ作戦が取れるのですよ。一つの公式でたくさんの問題が解けるように、一つの成功例をたくさんの事例に試すことができるし、それは同時に違うことへの感性にもつながっていると思います。


良い問題で、良い思考を。
ちなみに、私が一番得意だったのは図形を適当な軸で回転させて体積を求める問題でした。自分に軸がないからこそ、与えられた軸で考えられるのです。