まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

西尾維新大辞展に行ってきた

「西尾氏、イチ押し。――清涼院流水

私の人生を変えたキャッチコピーを一つ選ぶとしたらこれ以外に考えられない。偶然、平積みされていた新刊を手に取った本にここまで人生が変わるとは思っていなかった。本当に本当に戯言シリーズを読んでいる間が楽しくて、「もしあと一週間で死ぬならば、戯言シリーズを読み返す」と何度となく言っているほどだ。

ここの読者の中には「まなめはうす」を戯言シリーズ感想まとめサイトとして知った人もいるかもしれない。デジタルネイティブな私は、好きなものは何でもネットで発信してきた。発売日直後は多くの人の感想が読みたかったこともあり、探して読んでまとめた。個人ニュースサイトとして、西尾維新ニュースも良く取り上げていたこともあって、それから10年くらい後にツイッター太田克史氏に声をかけてもらったのは非常に驚いた経験の一つだ。

exhibition.ni.siois.in

そんなわけで、西尾維新大辞展。実はここまで西尾維新好きアピールをしたものの行く予定は全くなかった。だってほら、西尾維新の小説を読んでいる間が楽しいのであって展示が好きなわけではない。なんて思いつつも、日々Twitterで行ってきた報告を見ているうちにだんだんと行きなくなってきてしまい、ここで日程を調べたら東京は8月7日(月)まで。行くとしたら今日しかない!と思って行ってきました。

いざ行くとなったら情報収集を欠かさないのが私なの。やはり戯言シリーズを第一に目指すのだがその人気は恐ろしく、毎日大行列で会場の何時間も前に並んで展示を見ずにダッシュで物販に行かないと戯言グッズは入手できないと言われており、今日始発で行こうか考えたほどだ。まあ深夜2時半に会社からメールが来た時点で諦めましたが。午前中も8階のイベントに6階から行列が続いているとか言われていておそるべしである。松屋銀座の人もここまでのイベントと想像していたのだろうか。少なくとも物販の戯言不足を見る限りでは主催は想像しきれていなかっただろうし、お願いだから通販で売って欲しいです。買い占め&秒で完売からのヤフオク高騰ほんとつらいです。

場所柄なのか、作品柄なのか、イベント柄なのか。来場者の半分以上が女性だったのが驚きでした。20代女性が戯言?化物語世代?でもやはり人間シリーズですかね。私も零埼こそ至高と思っているので仲良くなって語り合いたいものですね…零埼を始められそうなのでやめておきますが(対人恐怖症)

まあとんでもない満員のおかげで入ってから最初の展示までがすごーく長かったですが、その最初の展示が一番の驚きの連続でした。そう、謎の存在である西尾維新氏らしさや彼に一番迫った部分だと思います。海外旅行にいっぱい行っており、特にディズニー好き過ぎでしょう。月の半分が旅行ってすげえなって思うけれど、旅行中でも情報整理するのではなく原稿1万字書いてますからね。私だったら整理だけして後から引き出せずに終わってしまいそうですよ。アウトプットが一番の整理なのかもしれません。久々にあの世界感にどっぷり浸かれて幸せでしたが、西尾維新氏本人への興味も沸いたイベントでした。今だからこそもう一度「西尾氏、イチ押し。」したいものですね。

物販では公式パンフレットを買ったのでじっくりと読み返しながら何か思うところがあったらもう一本記事を書きたいものです。


西尾維新で、良い人生を。
うまいことを言わないと作品が終わらないって自分で言ってるのが一番面白かったですw