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まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

ランキングは人を狂わせる。それでもランキングは必要である。

ネット 考察

みんなどうやって「ネットで話題の」情報を手に入れているのかなと疑問に思ったので駄文をつらつらと。

ネットで話題のエントリを探すのに、はてなブックマーク人気エントリーは一つの基準になる。広大なインターネットで、たった一人がすべての興味深いエントリを見つけることはできない。そういった意味で、多くのユーザがさまざまな理由でつけるブックマークを一つの指標にしてランキングにすることは、話題を探すにはとても良い発想だったと思います。

しかし、ランキングの指標というのは分かったら対策が打ててしまうもの。だんだんとノイズが発生してくるのです。特にネットのランキングは意外と手の届く位置にあるもので、ふとしたきっかけで届いたりするんですよ。そこでランキングに魅せられて狂ったように取りつかれてしまう人もまれに出てきます。そうなると、もう正攻手段ではなくランキングに最適化された手法が登場してくるんです。googleに対するSEOも同じですね。ランキングに載るために特化した行為が、ランキングの価値を壊していくのです。

ツイッターも同じでした。かつて時代を制したふぁぼ統計サイト「ふぁぼったー」でもランキングを行っていました。ふぁぼったーが統計対象としたユーザのふぁぼ数によるランキングを作っていました。しかし、それは一部のユーザが大量のアカウントを作成することでランキング上位を独占していきました。私自身、ふぁぼったーを活用したランキングを作っていたのですが、上位がそういったユーザによって自分の求めていたツイートが見つけられなくなってしまったのです。

ランキングにのみ最適化してきただけのものはどうでも良いのです。そういうのとの戦いはランキングの宿命ですから。ランキングとしてはランキングで変わらぬ指標で続けていることに価値があるので。問題は対応できないときです。ほってんとりも上位がGIGAZINEばかりになったときもあったし、ツイッターだって、上位が芸能人で埋まったときもあれば、きょうじんや圧縮新聞で埋まった時代もあるのです。わかるけれど私が求めていたのはこれじゃないって時はありました。

そうなったら自分でランキングを作るしかないじゃないですか。話題のニュースが知りたいのなら、例えば100ブクマ以上の記事から自分でノイズだと思うものを除外するだけのサイトを作ればよいのです。大量BOT作成や、自分が求めていないツイートが上位に来るのが嫌ならば、自分で自分に最適化したランキングを作るにはどうしたら良いか考えて作れば良いと思うのですよ。私がそれでやっていたのが個人ニュースサイトですし、さまざまなめりっとの「人気ツイートデイリーランキング」ですし。仕組みはいたってシンプルで、私のフォロワーがリツイートした数のランキングです。ツイートをコピーして重複した数を数えて並べ替えているだけのものです。

おかげで自分は自分が良いと思えるツイートをできるだけ多く見つけることができるようになって満足しております。まあ、そのために毎日1000以上のツイートを後追いで見ているのですが、そういった意味では個人ニュースサイト時代より個人ニュースサイト的な巡回をしていて、その結果が「イラストまとめ」だったり、「ふぁぼりまとめ」だったりします。月に2回更新のためにどれだけ時間割いているんだよって思われがちですが、自分が好きって思ったものを他の人と共有したいって思いが誰よりも強いのでこればかりはやめられそうにありません。

ここでスタートに戻るのですが、他の人はどうやって人気ツイートを見つけているのだろうって思ったのですよ。

自分は自分の指標でランキングを作ったけれど、他の人はどうやって自分の好きなツイートを集めているのだろうと。まあ普通の人は自分のTLに流れてきたものだけから判断するのでしょうが、全てのツイートから自分にあったものを見つけたいって欲求が私は強いのです。そうなると観測範囲外からも見つけていきたいのですが、どうしたら良いのですかね。どうやって探しているんですかね。良かったら教えてください。


最後にランキングについて。ランキングって結局は活用するための道具の一つでしかないのに、そのランキングがすべてであるかのように視野が狭くなる人って必ず出てくる。そこまで人を変えてしまうランキングの持つパワーってすげえなって思うし、怖いと思う。
2月3日、googleまとめサイト対策と言われるようなウェブサイト評価方法の変更を行った。私はこのニュースを見て「さまざまなジャンルのまとめサイトを作って人気が出たら売る」ような商売している人とそれを買った企業の担当は泣いてるだろうなーと思った。でも、もし私がそういう立場だったら、試行錯誤で新しい評価基準を推測し、それに対する対策を考えることで抜け穴を探す楽しみができたと喜んでいるかもしれない。目的があるというのは楽しい。まさにゲームである。同じように考える人がきっと今頃、その評価基準と戦っていると思うと、結局はいたちごっこなのである。そして最終的に必要なのは、ノイズを除去するのは自分だということだ。そんなことを12年も前に自分で書いていたことを思い出したのでリンクを貼っておく。

大手サイトの作り方: 304 Not Modified
インターネットで情報収集するときに必要なこと: 304 Not Modified