まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

私のお気に入りの本2020

私のお気に入りの本2008 150冊
私のお気に入りの本2009 73冊
私のお気に入りの本2010 54冊
私のお気に入りの本2011 91冊
私のお気に入りの本2012 60冊
私のお気に入りの本2013 53冊
私のお気に入りの本2014 33冊
私のお気に入りの本2015 65冊
私のお気に入りの本2016 184冊
私のお気に入りの本2017 149冊
私のお気に入りの本2018 142冊
私のお気に入りの本2019 120冊

今年は95冊読みました。年間60冊までしか読まないことを目標にしたのに気になるととりあえず図書館に予約入れてしまう癖が制御できずついつい読まざるをえないことに(読まずに返却する発想はナシ!)。まあまあ毎週末仕事してて通勤電車でしか読める環境がないので、そこを大切にした感じです。


■定番経済小説が最高でした

定番が定番たる所以は、評価に足りる本であると多くの人が評価したからである。経済小説割と好きなのにこのような本を読んでいなかったのは、本の探し方的に「日々の売上ランキング」「書店で気になった本」「ツイッターでよく見るタイトル」あたりが主となっているからだろう。今回は「他の人の年間まとめ」という年に一度の機会からたまたま触れた「再生巨流」がとても良くて「再生巨流」はスゴ本というエントリを書いた時点がこれが今年No.1だなと思っていた。まさにこれわたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるというやつだ。
経済小説って、企業で起きている大きな課題に対して俺なりの最強持論を一つの解として出すことが基本的な展開だが、納得させるだけの論理的な展開と見せ方のうまさ。エンタメでも増えてきて2009年No.1に挙げた雷撃☆SSガールや、今年なら代表取締役アイドルとかその系譜だと思う。私はそれが好きなので今後も期待したい。


■今おすすめのラノベ

私は幼なじみ属性なのですが、と言っても実際の幼なじみは同性ばかりなので主にゲームでの属性となるのですが、幼なじみが絶対に負けないってタイトルで言ってしまったら他のキャラは出番ないようだけれど、負けないってのはすなわち勝ちでなく、幼なじみってのは一人とも限らない。これネタバレになるかもしれないけれど、そんな程度で魅力落ちる作品ではないので安心して欲しい。私の中では冴えカノやつよきすの系統なのだが、青春ラノベの裏で魅力的に描かれるエピローグというか、サブキャラのストーリーこそがむしろ本編に感じており、今後も展開が楽しみである。
って、2021年アニメ化されるのか。私の中でアニメの神回といえば「ゲーマーズ6話」「俺を好きなのはお前だけかよ3話」の2つがパッと出てくるのだが、これと同レベルまたは超えられる展開を作れそうな作品だけに超楽しみにしたい。要はその系統ってことでw
ラノベ枠の次点は「天才少女Aと告白するノベルゲーム」。単体ではとても好きだが私は話が長い方が好きなのでw


■私が自分でやりたかったこと

「会計クイズ」が面白いという記事を書いたほどに評価したのは、これはずっと自分でやりたくて、そして自分でできなかったことなのだ。私自身いちサラリーマンであって、それがゆえに自分の会社の決算や同業他社の決算は気になるし、知るためには自分で調べることが一番だと思っている。自分が一番上手に資料を読めるんだって思っているのでww 疑問を持つ力で戦っていきたいものです。
お金関係では「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」もとても良かったのでオススメです。

■YouTuberをテーマにした小説

ネットに住んでいる身として、こういうテーマの小説には評価が厳しく、できすぎずあるある的なことが回避されずに書かれていると、今度は逆にそれだけでだいぶ評価したくなってしまう、ただのめんどくさい客みたいな感じなのですが、やっぱり実際に起きた出来事をニヤニヤ読まされてしまうと弱い。YouTuberとしてどう人気になるか語り合う部分とかサイト論好きとしてはたまらなかったし、終わりもきれいで良かったです。
同作者の君と漕ぐも読んでるので珍しく作家推しなのかも。と言いつつ彼女の出世作である「響け! ユーフォニアム」は読んでないのですが(アニメのみ)

■今一番楽しみに毎日読んでいる作品

実はまだノベル版は50話までしか読んでいません(最新124話)。コミック版は書籍化されているようですが、ノベル・コミック共に現在進行中でピッコマで連載中で、1日1話無料で読めるとのことで大変楽しみに読んでます。何気にウェブでこういった形で連載を読むのは初めてだったのですが、ふとフォロワーが絶賛してたのが目に入って調べてみたら絶賛している人が多かったので読んでいるといった次第。途中ではあるけれど、今紹介しておきたい気持ちも強くて紹介することにしました。
やっぱりね、強くなるとか新しいことを覚えるって、とってもとってもワクワクするんですよ。最弱からおそらく最強になっていくのでしょうが、その過程を一気に飛ばして"最強であること”を楽しむよりも私は"成長していく"過程の方が好きだし、その過程を共に歩んだからこそ、"最強となったあと”をずっと浸っていたく思うのです。リアタイ読者の感想を見ていると早く私も連載に追いつきたいって思っています。



今回紹介まではしませんでしたが、2020年おすすめ次点は「罪の轍」「仕事で数字を使うって、こういうことです。 数学女子 智香が教える」「俺の残機を投下します」といった感じです。


★おまけ:嫁の今年の一冊

感染症との戦いをテーマとするシリーズということでコロナを彷彿とさせるが、発売されたのはちょうど10年前。巻ごとに全然話が違う壮大な話らしく、人を選ぶとのこと(18禁描写あり)。物語って凄いなと思わされたそうで、ぜひ最後まで読んで欲しいそうです。


良い本で、良い人生を。
2021年も良い本に出会えますように。