まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

初めてバリウムを飲んだ

胃の検査でバリウムを飲むことになった。
初めてのことで感想を書いておくが、すでに何度も経験している諸先輩方は生暖かい目で見守っていただきたい。
後から聞いた話だと、場所によっては胃カメラを飲むという選択肢もあるらしいが、そんな選択肢はなかった気がする。

バリウムという単語は人間ドックとセットで良く聞く単語である。
バリウムを飲んだらゲップをしてはいけない」ということだけが強く記憶されており、それ以外何一つイメージしていなかったし特に興味もなかった。
なので、いざその場に立って、バリウムでゲップがつらいのではなく、その前に胃を膨らませるために飲む炭酸のおかげでゲップが促進されることを知ったときには、時すでにおすしであった。

だってですよ。
ゲップというものは「ゲップ」とか「ゲー」と音を伴う大きなゲップだけではないじゃないですか。
そんな普通のゲップだったら、いつでも何回でも出せますし。
呼吸をすれば自然と喉がカスカスと空気が抜けていくのもまた、ゲップだろう。
そんなものは、制御できるわけがないし、それを我慢するには息を止めるしかない。

おかげで、炭酸の粉みたいのを飲んでからバリウム飲むまでに喉から空気が3回漏れた。
ああ、ここで漏らしちゃいけなかったのかと思っても、普通に呼吸していれば出てしまうというものだ。
胃カメラ発動して早々に炭酸を追加で飲まされることになった。
そしてバリウムを飲む際もゲップしないよう注意していたおかげで、私はどうやって飲み物をこぼさずに飲んでいたのだろうかと思うほどに、おこぼしをしてしまった。
おかげで、着ているものも交換させられる始末。
で、いざぐるぐるさせられながらも、「はい息を吸って~吐いて~」って指示を受けて驚くわけですよ。
だって、息を吐けば胃の空気なんてカスカス抜けていくわけじゃないですか。
もう完全に無理ですって。絶対無理ですって。
終いには、下剤を飲んで帰ろうとしたら「まだ口の周りにバリウム残っているのでしっかり洗ってください」と言われる始末。
私の胃、ちゃんと撮影できているのか不安しかありません。

ちなみに、下剤の洗礼も受けて半日ほどお腹痛い感じでしたが、3~4時間で落ち着いた感じで良かったです。

良い検診で、良い人生を。
プログラム開発は上流工程でバグを摘出した方が全体の工数を減らせることができるように、人体もまた早期発見が大事なのでしょう。

人間ドック健診の実際

人間ドック健診の実際

  • 発売日: 2017/04/13
  • メディア: 単行本