まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

職場で役立つ研修は存在するのか

6月、あなたの職場にも研修を終えてやっと配属されてきた新人の方がいたりしないでしょうか。

新人は全体的な研修を受けたのちに、配属後は配属先にあった研修を選択して受けてもらうのですが、私自身プログラム開発の現場にずっといるもので、配属された新人はプログラミング研修に旅立ちます。んで、現場の立場から長らく思っているのですが、私だけなのか不安なのでちょっと言ってみようと思うのですが、

プログラミング言語研修って、受けさせて意味あるんですかね?

「ツールのインストール、クラス・オブジェクト、基本文法」とかが必要な人って、本当にいるのでしょうか。文系出身で初めてプログラム触りますって人向けなんですかね?まだJava認定資格対策を受けて資格取ってきましたの方が目的も結果も明確で分かりやすくて好きなんですよね。例えるならば、これから山脈に入って長い年月生活するぞってのに、アウトドアショップにいって高尾山にのぼるための道具の説明を聞いているような感じなんです。もしかしたら弊社の研修カリキュラムだけがおかしいのか、ちょっと敵情視察したいほどです。


こんな偏見を持っているもので、数日間の研修に行くくらいならば、その日数分の進捗はゼロでいいから、現場にあるコードをずっと読んでた方が100倍役に立つって思っています。更なるオプションが欲しいのならば、研修チケットとしてその間は有識者に優先度高く回答をいただけるチケットを配るとか用意しても良いと思うのです。職場限定としないのならば、10個くらいお題を出してプログラムを書いてもらって添削するといった形式。私が今まで一番役立った研修は情報処理技術者試験の高度対策で論文を書いて赤ペン添削されて戻ってくるという研修でした。プログラムも、動くか、バグがないか、きれいなプログラムかといった観点で見て、採点したら良いなと思うし、そういう採点をする立場になりたいなと思っています。

良い研修で、良い人生を。
こんなこと思って、一度新人に時間を与えたのですが、何もしなかったので頭かかえたこともまた苦い記憶だったりします。

そういえばこれ買ったけれど受けてなかった

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