まなめはうす

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モバツイと私

movaTwitter (モバトゥイッター) : ワークスタイル・メモ

f-shin.net


モバツイがサービス終了するという。
はてな民が大量にツイッターをはじめた2007年4月、ツイッターは技術者達の遊び場でもあった。その中で使えるサービス、面白いサービスなど多々あれど、誰もが使ったサービスで日本でここまでツイッターが流行ったことへの寄与という点で挙げるならば、ふぁぼったーとこのモバツイの2つを挙げるだろう。ライフログサービスとして早々にケータイで使えるようにし、写ツやイマココ!というキラーコンテンツで多くのユーザからツイッターを手放せないものとしたモバツイの功績は大きい。



私は長らく個人ニュースサイトをやっていたこともあって新しい情報に強いイメージを持たれがちだが、実際は苦手であり、特にケータイ、スマホにおいては一つの機種を長らく使っているため、古い機種を使っている印象がある。おかげで、2007年当初は自分のケータイがモバツイにも対応しておらず見れないこともあって早々に機種変更をした記憶がある。早々にツイッター廃人になりましたからね。その後、2010年秋ごろにやっとスマホ(iphone4)に移行したものの、アプリを使うようになっても、モバツイは手放すことができずに使っていたのです。


理由は3つ。

  1. アプリではできずモバツイでしかできない機能が存在した
  2. 会社ネットでツイッターにはアクセスできなかったがモバツイは使えた
  3. URLにより直接操作できた


一つ目はシンプルに、リストに自分を追加する機能のため。今では専用のサービスがあるが、アプリはインタフェースの都合からか、リスト操作系を制限しているものが多い一方でなんでもできたモバツイで細かい設定変更がなんでもできたのがほんと助かりました。


二つ目は個人的に最も重要で、今ではその地位を獲得したツイッターも、当初は弊社のインターネットではアクセス禁止サイトになってました。当時の首相である鳩山さんが2010年にTwitterを始めることで一部のユーザは見れるようになり、今では全部アクセス可能になりましたが、長らく会社ではPCで見てケータイ・スマホから投稿というスタイルをやっていたので重宝しておりました。仕事しろよって話ですが。


三つ目ですが、私はとってもURLにこだわりがあるんですよ。個人ニュースサイトをやっていた頃はURLを見えるようなデザインにしていましたが、あのデザインは俺ニュースに影響されたと言われればそれまでですが、URLが見えることがとても大事なのです。何せサイト名を覚えてなくてもはてなIDなりドメイン名なりでリンク先が信用できるか判断できるじゃないですか。そしてURLを直接いじらないと、見たいところに辿り着けない時代もありましたからね、NAMEタグとか。はてブだって、URLの前に直接「http://b.hatena.ne.jp/entry/」を追加するだけではてブページに飛べるので手入力するじゃないですか。同様に、モバツイもURLを直接指定するだけでふぁぼれるんですよ。誰かのタイムラインを見たい時にアプリだと検索が必要だけれどモバツイならURL直打ちすれば1stepでいけるんです。私にとって、URLをいじれないことの方がストレスなんです。


ツイッターが大きくなっていく中で、大きなオフ会やイベントが開かれ、私も良く参加しておりました。今思うと各分野で物凄い有名な人がぞろぞろいたなと驚くのですが、そういう人だからこそあのような場所に行ってみようと思うのか、人が人を呼んでそのようなイベントが続いたのかもしれません。モバツイを作ったえふしんさんも何度か拝見し、要望なりあげさせていただきありがとうございました。10周年を目の前にして残念ですが、長らくのサービスお疲れ様でした。




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