まなめはうす

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高校の廃校リスクは高いのか

発端はラブライブ!なんですけどね。このアニメの問題提起って、ラブライブ!でも、ラブライブ!サンシャイン!!でも、ゴールの設定が1話ではないんですよ。μ'sは3話にて「体育館を満員にする」というゴールを設定し、Aqoursは8話にて「0を1にする」というゴールを設定しているんです。で、互いに共通している過程と言えば「廃校の危機」なんです。

廃校の危機を救えるって相当な力が必要だと思うんです。それに比べたら入学者数を増やすなんて全然楽だと思うんですよ。そういった意味で、学校の入学希望者を増やすためにスポーツに力を入れる学校は多いですし、その頂点は箱根駅伝だと思います。スクールアイドルは部活でありながら、評価を外部に向けていることからどちらかといえば部活よりは高校生クイズ的なものと思っているので学校が力を入れるのは難しいかもしれませんが、だとしたら、母数の大きいマンモス校の方が絶対有利ですし、近藤るるる先生の「たかまれ!タカマル」のような学校があったら毎回優勝するはずなんです。それが、廃校の危機に直面している学校にそこまで才能が眠っているのだろうか・・・


なんて考えててふと思ったんですよ。

そもそも廃校の危機ってレアケース過ぎなくないですか?
どの程度の人が感情移入できるんです?

って。


なので調べてみました。


この8年の平均で、高校の数は毎年50校が廃校になっている。
そして、現在の高校生の数は 330万人。
仮に、廃校の危機になるような学校の生徒数を60人と設定すると、
廃校を経験できる人の確率は

50×60÷330万=約0.1%(1000人に1人)


あれ・・・案外多いぞ。と思いました。
実際に廃校しちゃった人がこれだけいたら、廃校の危機を感じる人はもっと多いのか、あるいは廃校のほとんどが市区町村合併のためだとしたら危機と同時に即廃校でしょうし、難しいところですね。


どなたかがきっと正しい計算をしてくれるたたき台になってくれれば良いなと思います。