まなめはうす

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はてブボタンでのトラッキング問題所感

単なる嫌儲厨がはてなを叩いているのかと思ったらちょっと違ってた。

2chまとめサイト周辺の嫌儲に関する私の認識はこんな感じ。

まとめサイト読者:情報が多過ぎて一人では探しきれないユーザがまとめサイトで良いところだけを見やすく読めるので便利
まとめサイト管理人:莫大な書き込みの中から有用またはおもしろいものだけを拾い上げ紹介
2ちゃんねら:自分の書き込みがまとめ入りしてうれしい人もいれば、自分の書き込みを転載して金儲けすることが許せない人(嫌儲)もいる。
→ 転載OKの板と転載NGの板ができた


今回のはてブボタン騒動はこんな感じ。

はてブボタンの設置ブログ管理人:ブックマークに誘導することで他の人の感想を得たり、どのように受けられている記事かを読者に提供したりしていた
はてな:はてブサービスの提供
はてブはてブ設置サイトへ訪問したという情報をアドネットワークに送られてもかまわない人と嫌だという人がいる
→ デフォルトでは送付する設定になっており、送付しない設定にもできた

この理解をした際に、行動情報を送付しないはてブボタンに変えるのが流行ったのは、当初は「自分が転載OKな板の管理人になることで嫌儲な人に自分のブログを拒否される可能性を回避したかったから」という理解でした。私自身、ネットでの発言や行動は全て誰かに見られていると思ってやっていることなのでかまわないと考えている人なので単なるはてな版嫌儲騒動と思っていたのですが、今回の問題はそこではありませんでした。


既存のはてブボタンは行動情報を送付しなかったのに、突然送付するようになったこと。
この変更の告知がほとんどのユーザに知られなかったこと。
送付しないようにするには自分で変更が必要であること。

主に、この対応に対して多くのユーザは怒ったそうです。


行動情報を送付することに関しては、トラッキングとかアドネットワークとかのキーワードを調べてください。要するに、行動情報を集めることで広告のターゲティング精度を向上~みたいな仕組みのようですが、害はないですが多くの人に嫌われている仕組みのようで、今回の騒動も無告知変更に怒っている人とトラッキングに怒っている人とごっちゃになったので区別するためにもメモ書きしてみました。