子育てエントリでこれ買って良かったという記事で紹介されていることが多い「電動鼻水吸い取り器」。しかし、私個人の力では妻を説得できず口で吸うやつとか、ハンディタイプとかでどうにかならないものかと言われてしまう。なにせコカコーラ4か月分のお値段がする高級アイテムである。しかし、友人の子が鼻づまりが原因で感染症にかかってしまったという事実にその必要性にやっと気づいてくれたのだ。日頃、単価高いとお客さんに言われているのに、弊社の優位性を語っていたではないか!値段に見合った価値を提供することを立証すれば良かったのだ!それがないことで発生するリスクの提示が不足していたのだ!というわけで、ツイッターで声をかけたら続々とメルシーなリプライをいただけたので早速購入しました。
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が、それから1ヶ月半。全く風邪をひかずに鼻水だらだらさせることがなく出番なしで嬉しい悲鳴。しかし、昨日とうとう出番が来てしまいました。朝から鼻水だばだば。よりによって下の子の爆誕100日記念でスタジオで写真撮ろうと向かっている最中にこれだから困ったもの。まあ、上の子は落ち着いて写真撮られることもできないほど走り回っていたので鼻水以前の問題なのですが。
閑話休題。
そんなわけで、帰宅早々使ってみましたメルシーポット。まずは説明書を広げて読む。組み立てて(2か所接続するだけ)、水を吸わせてホース等を湿らせて、吸わせるだけ。まずは「親が使っている姿を見せて怖くないものだと子どもに見せてあげてください」とあったので自分で使ってみたところ、思ってた以上に吸引力を感じさせなく、それでいて吸引力が強い。鼻を悪くしちゃうんじゃないかと思うほどの強い吸引を想像していたのですが、全然そうではなかった。それでいてちゃんと吸い取ってくれる力。この辺のバランスで相性はあれど、ちょうどいい力加減なのでしょう。子どもが弱いと感じるかは別問題なので、吸わせるのは一回で5秒以内というのも納得。
さて本番!
スイッチオン!
メルシーポットはブロロロ~と音を上げる。
その音にびっくりして逃げる息子。
捕まえる親。
近づくホース。
号泣する息子。
顔をそらす。
ホースが鼻に入らない。
泣きわめく息子。
それでも強引に吸引する私。
シュココココー!
おお!吸い込まれている!
さらに泣きわめく息子。
「あなたのー!ためだからー!(棒読み」
シュココココ~
どうにか吸い取ることができて、平和が訪れたのでした。
翌朝も号泣しながら吸われていましたが、いずれは笑顔で吸われてくれる日が来るのでしょうか。掃除機も長いことモーター音を聞いただけで号泣していたのが、今は喜んで近づいていくようになりましたし。そもそも鼻水でてるのを取ろうとするだけですごく嫌がったのであそこの空間を攻められるのは嫌なのでしょう。その活躍は無いことが考えられないものになりそうですが、出番がないことが一番だと思います。
良いバキュームで、良い人生を。
暑過ぎる炎天下と快適エアコンルームの出入りで、体を壊さないようにしましょう。引きこもりが一番だね!