まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

ブロガーと信頼と公証人

ブロガーとか、YouTuber/VTuberとか、インターネットで情報発信している人ってなんとなく「公証人」ぽいことしてるよなって思っただけなんですけど。

読んでいた本で「中世末期からルネサンス期のイタリアでは「公証人」が人気職で、150~200人に1人の公証人がいた」という一文を見て、契約書が誕生してそれを証明する信頼の大切さがわかる時代を反映した職業なのかと思ったのです。そう考えると、個人が情報を発信できるようになった今の時代を反映したのが、ブロガーやインスタグラマーなどで、自分が良いものを紹介する行為って、公証人っぽいなって思ったんです。全然「公」ではないですけどw

150~200人に1人ってのも、今の日本で例えるなら7~8万人ほどになるじゃないですか。ざっくりフェルミ推定してみても、アフィリエイターが500万人以上と言われていて、そのうちアクティブ率1割で毎月5000円以上の収入がある人が15.7%と考えると7.85万人。ネットで小遣い稼げている人の数が、当時の公証人と同じくらいの数になるんです。

何より自分自身の信頼をかけて、好きなもの・良いものを発信し続けているわけじゃないですか。だからこそ、あの人が言うのだから私も試してみたい、あの人が身に着けているものだから私も身に着けたい、あの人が保証するのだから安心して買える、そういうことだと思うのです。

ちなみにほんものの公証人。今の日本には約500人程度しかおらず、遺言・賃貸・離婚等の証書作成をやっているそうですが、あがってくるニュースは天下り先としての存在ばかり。手数料ビジネスの公務員といえど、安くない手数料がおいしいようで、調べれば調べるほど、公証人っておいしい仕事のように思ってしまします。まあ、遺言や離婚の場に日々向かうのは精神的におかしくなりそうですが。


良い信頼で、良い人生を。
継続してある程度の品質のアウトプットを続けることで自分の判断基準が伝わる。私については、そういうことで信頼を得られたところもあるのかなと思っています。

読んでいた本