まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

働き方は改革せずに選択させてくれはしないのだろうか

私は、残業をしたい人にはさせてあげる仕組みは残しておくべきだと思っているのですが。

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なぜ残業の上限を法律で決めるのか。それは働き過ぎると残業ハイになってしまってどこまでも残業してしまい、気づかないうちに体に負担をかけてあるときばったり倒れてしまうことがある。そういう事態を防ぐために法律を定めているのだと思っている。それがゆえに、基本的には全企業で上限を順守すべきだと思っているが、例外はあっても良いとも思っている。

個人的に絶対にはずせない条件はこんな感じだろうか。
・社員募集事項に残業特区に属していることを必ず記載する。入社時に案内のなかった社員には法律以上の残業は禁止とする。
・残業特区に属せる会社は国による承認制であり、最低賃金を通常の2倍とするなどの条件を設ける。
・毎月、残業多いことを受け入れることの契約を更新する。
・一定時間以上の残業をした翌月は産業医の面談を義務付ける。

要は、残業がどれだけあるか入社するまで分からないってのは絶対やめて欲しい。入ってからも選択できるようにして欲しい。残業をするという選択をした人は大金を稼げる仕組みに絶対にすべきである。本人の意思確認だけでなく、第三者の点検も必須として欲しい。そうして、働き方改革ではなく、働き方の選択をできるようにしておくべきだというのが私の思いだ。

日本的企業はスキルではなく人で雇うからこういうことはとっても難しいのだろうけれど、私は人で雇うのではなくスキルで雇われる世界の方が良いと思っている。終身雇用で安定されているからがんばることで人も企業も成長してきた時代から、安定が保証されたらがんばらない人が大企業の重荷として顕在化されてリストラされていく時代になっている。少人数の凄い人がそんな人を支えることでどうにか成り立っているようなのは見るに耐えかねるので、頑張れる人にはもっともっと良い給料をもらって欲しいし、定時退社の人にはしっかりと時間を約束して欲しいと思う。優先度は人それぞれ、それを選べる程度に優秀な人には選択の自由を与えて良いと思う。

良い勤務管理で、良い人生を。
要約すると、私はとても残業してがんばっているので、もっとお金欲しいです。