まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

勉強で遅れを取らない秘訣は学校を休まないことだと思っている

そう思っている、ところがあるという話。

anond.hatelabo.jp
 
これ読んで思い出したことなのですが、おいてかれた人を救いあげることができる存在って近所のお兄さんでも塾でも勉強のできる友人でも本当に大切なんですよ。私の場合は、英語が全然分かってませんでした。今思うと本当に1を知らずに3から入っている感覚なんです。別に分からないものがありながらも、その前提で覚えていくってことはできるのですが、それは暗記でしかなく何もわかってないんですね。ちょうど中一の夏に近所の同級生と地元の学習塾に入ろうって流れになったのが救いでした。数学と英語だけの塾なのですが、英語だけ教わりに行きました。そこで分かったことは、私はアルファベットも全部言えず、ローマ字の読み書きもほとんどできなかったのです。例えば「day」って単語だってローマ字が分かれば「ダイ」とか多少近づけるじゃないですか。それが分からないので「day」はデイと暗記するけれど忘れたら全く読めないのです。

思えば小学生の時、風疹で数日間休んだのですがその時にローマ字をやってたのを思い出して、そこで基礎が抜けたからその先にまったく繋がらなかったのかと気づいたんですよ。小学生の時はその数日しか休んでないですし、中学で1回、高校でも1回しか(共に3年生の二学期)休んだことなかったんですね。そんなこともあって、タイトルのことを思ったのです。まあ授業全部受けててもできない科目はできないのですが、空白が空いてしまうとできるものもできなくなってしまう、新しいことを学ぶのに最低限必要な前提知識を明確にして確認することの大切さを学んだわけです。そんなわけで、今でもそこを確認し、復習させてくれた塾には感謝しております。入社後にTOEIC10回受けた平均が300点未満ではありますが、理解した上で単語覚えてない&何言ってるか聞き取れてないだけで、日々英語ばかり勉強してた高校時代は単語も頭に入っててまあまあ理解はできてたんですよ(センター試験155/200点)。

一般的に言うならば、大切なのは休まないことではなく、次のステップに進むだめの前提条件を満たしていること。新しいことに手を付けるときに必要な条件を明確にしてもらい、それができているか確認すること。できていないならばちゃんと復習すること。教える側からしたら生徒が分からないなんて言ってくれるとは思わず、前提条件を明確にし、それを満たしていない人が復習できる環境/教材を提示できているか確認すること。そういうことが大切なんだと思います。

良いステップで、良い成長を。
10を知れば1が想像できるという人は、それは1ではなく3くらいだと認識した方が良いです。もっと大事な基礎を身につけているから、たどり着けただけなんですよ。




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