まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

三鷹・星と宇宙の日2017に行ってきた

4年連続4回目、国立天文台三鷹キャンパスの特別公開イベントに今年も参加してきました。

www.nao.ac.jp

今年は事前の予想通り雨に冷えに大変・・・と思いきや思っていたより雨が降らなくて良かったです。風もほとんどなくかったのが救いで、霧雨以外は過ごしやすかったです。お値段お手頃な屋台はこのくらいの天気でちょうどいいですね…普段は混み過ぎるので。
毎回開門早々ミニシアターの行列に並んでいましたが今回は最後だけということで序盤から巡れたため、銀河探しゲームでは1番クリアの賞状を頂いたりできました。各拠点ごとの展示ですが、今回新たな試みだったのは中央棟(東)でやっていた「謎解きゲーム」でしょう。子供用と大人用の問題があったようですが、年配の方は全然分からない感じでスタッフに質問していたり、子どもは答えを大声で連呼したりしつつも、初見の人には難易度高かったようで、狭い部屋の中はやや殺気立ってましたね。まあ先日の地下謎と比較したら全然簡単ですが、ひらめきに気づいたときの嬉しさはいくつか味わえる良い問題だったと思います。次回は子供用/大人用ではなく、難易度低/高にした方が良いかもしれません。

さてさて、今回聞いた講演は4つ。

・写真から天文学
・科学で迫る流れ星のすがた
・惑星のタネは「ふわふわ」だった?
・身の回りの元素の起源と宇宙の現象

東大天文センターでの講演が3つありますが、さすがに大学院の1年生ではプレゼン発表スキルがまだまだですね。先日のライブレポといい、中身より見せ方ばかりが目に入ってそこの改善点ばかり言ってしまうのはもはや職業病でしょうか。事前に一回練習して周囲でコメントしてあげるくらいはやった方が良いと思いますよ。
「写真から天文学へ」では、アホの子やら5000兆円欲しいやらのネタが使われてましたが、説明は専門機材ないとダメですよで終わってしまって我々どうしたら良いんだ感。しかし、講演後に質問いっぱい飛んでなおかつ聴講者が答えたりしてて面白かったです。
「科学で迫る流れ星のすがた」は説明もうまく、流れ星の正体を知らなかったこともあって楽しく聞けました。最後に3日前にニュースになった「地球に最接近する小惑星、動画でとらえた…東大」について、NASAの資料に近づくとあったからカメラを向けただけだったとか、地球にぶつかる心配はないとのコメントもNASAの記事で見たのを答えただけだったとか、撮影中は緊迫感があったどころか夕飯を食べていたとか、裏話も聞けて面白かったです。
「惑星のタネは「ふわふわ」だった?」は、前半の4D2Uドームシアターのいつものが今までより良くなった印象。惑星はタネからできると知って塊魂みたいのを想像していったらガチンコ大相撲でした。
「身の回りの元素の起源と宇宙の現象」は、元素の周期表をうまく使って説明して欲しかった感じですね。

そうそう、展示室に飾られていた写真が凄く気に入ったので貼っておこうと思います。これほんと良かった。

良いイベントで、良い人生を。
VR・謎解きと流行りを取り入れるスピード感さすがだと思うので、来年も期待したいです!!



<昨年のレポート>


↑これ、普通に面白い内容です。目次読んで興味ある方はぜひ。(つか、これ子どもに教える方が敷居高い内容のような)